2011年11月9日水曜日

少しの変化が抑揚のある日々

今年の冬は、寒くなるのが遅い気がする。

TVの天気予報で、「来年は大寒波が来ますよ。」って言っていたような言っていないような。

そんな毎日とは少し違う肌寒い日。

コリウスと街を歩いた。

コリウスは、植物の名前で品種が「HANABI」

葉の色が、花火の様に鮮やかに弾かれている。

実習で挿し芽したコリウスをヤマシタさんから頂いたビニール袋に入れた。

そして、そのまま街を歩いてみた。

歩いてみたと言っても、街に行く必要があったので仕方がなかったのだが。

歩き疲れたのでスターバックスに入ってカプ・チーノを頼んだ。

いつもはコーヒーが苦手でジュースを頼むのに、この日は違った。

そして、コーヒーを飲みながら本を読んだ。

ボクは、コーヒーよりお茶派でカフェで本を読む人ではない。

だけども、スターバックスに入るなりカプ・チーノを飲みたいと思ったし、

買った村上春樹さんの本も読みたかったのだ。

いつもと違うことをするということは、時に新鮮で少しだけ刺激を受ける感じがした。

BEN☆KANの練習に参加したとき、ノリコさんとその話で盛り上がったのだ。

ノリコさんもまた、いつもと違う日を体験して同じ思いだったようだ。

不思議だな。

同じ感覚を、同じ時間で、同じ場所でシェアできるなんて思ってもみなかったよ。

その日は最終電車で帰り、これもまたいつもと違うことだった。

こうやって文章で書くと何でもない日常なのだけど、深い何かを感じた日だった。

何って何だろう。

抑揚ある日々に気づき、感動した気持ちなんだと思う。

1日が「全てが少し」違うっていうのが大切なんだろう。

1日が「全てが大きく」違っていたら疲れていたかもしれない。

1日の「一部が少し」だけだとこの気持ちに気づかないかもしれない。

毎日がつまらなくなる前に、少し違う日を過ごすと抑揚があって清々しい気分になる。

同じ日の割合が7、違う日の割合が3だとちょうど良いのかな。

これが6対4だと違う日が多い気がするし、8対2だと少ない気がする。

まぁ、ワザとやっても違う気がするが。

コリウスは少し萎びていたが、水を与えたら元気になった様な気がします。

明日は、雨が降って寒いんだろうなー。

明日は同じ日でありますように。